■京葉臨海工業地域 甲子編■ (2005年05月04日)

京葉臨海鉄道を横目に見ながら国道16号を南下すると、甲子(きのえね)エリアに。。。


■宇部興産(?)専用線跡■

PENTAX *istD + FA43mmF1.9L
(43mm 1/350 F6.7 ISO200)
[2005/05/04 16:52]

玉前の左カーブをすぎると、道路も線路も一直線。
甲子川を渡ってすぐ、右方向に道路(踏切)が分岐する。宇部興産入り口踏切だ。
写真でいうと、左側に見える木々の左手側に併走する国道16号。蘇我方向を背にしている状態。
写真中央辺り、ト字型に線路が分岐しているのがわかるだろうか。
これが宇部興産専用線(仮名: 正式名称不明)跡だ。京葉臨海鉄道本線から分岐してすぐ、途切れているようだ。
地図で見ると、この踏切の先を道路と併走しながら協和油化工場と宇部興産工場の間の方へ伸びていた様子。
もしかすると、線路の痕跡が残っていたかも知れない。

残念ながら、実地で探検中には、ここがどこかすら分かっていなかったため、踏切から先はスルーしてしまっていた。
この辺り、地形が非常に単調で目印がなく、見落としてました。次回探検課題。




■甲子駅■

PENTAX *istD + FA43mmF1.9L
(43mm 1/90 F8 ISO200)
[2005/05/04 16:58]
PENTAX *istD + M135mmF3.5
(135mm 1/350 F6.7 ISO200)
[2005/05/04 17:03]

突然、緑地帯の切れ目から留置コキが見える。ここが甲子駅だ。
ほとんど木々に遮られて見えないので、次の踏切まで進んで振り返ってみる(写真右。前方が蘇我駅方向)。
単線の本線が3線に分岐している。




■極東石油(?)専用線跡■

PENTAX *istD + FA43mmF1.9L
(43mm 1/250 F5.6 ISO200)
[2005/05/04 17:10]

甲子駅の役目は、宇部興産専用線と極東石油専用線の分岐駅なのであろう。
甲子駅の次の踏切から、極東石油専用線(仮名: 正式名称不明)への分岐が見える。
が、写真で見てわかるとおり、分岐してすぐに終了・・・廃線済みのようだ。

分岐専用線が2本とも廃止済みということで、甲子駅自体も存在意義がなくなり、単なる留置線として使われているだけなのであろう。




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